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離婚で家を売却するときの流れと財産分与の注意点

  • エス・シー・エス広報
  • 7月11日
  • 読了時間: 2分

更新日:7月15日


「離婚することになったけど、家はどうする?」

「持ち家を売る場合、ローンやお金の分け方は?」


離婚時に大きな問題になるのが「不動産の処分と財産分与」。


家は高額資産なので、適当な話し合いで進めると後々トラブルになりがちです。


この記事では、離婚時に家を売却するリアルな流れと、分与を決めるうえでの注意点を初心者向けにわかりやすく解説します。





✅ そもそも「家」は財産分与の対象?

住宅街
  • 原則、婚姻期間中に築いた財産は共有財産

  • 名義が夫、妻どちらかでも、購入費用が共有なら分与対象

  • 住宅ローンが残っていても、ローンを含めて「資産と負債」を精算する





✅ 離婚時に家をどうする?主な選択肢

背中を向ける夫婦

売却して現金を分ける(最もトラブルが少ない)

どちらかが住み続け、もう一方に代償金を払う

共有名義のまま保有する(おすすめしにくい)


売却して分けるが現実的かつ公平でトラブルを減らせるケースが多いです。





✅ 家を売却する流れ(離婚ケースのポイント)

ステップ・流れのイメージ

① 不動産の査定を依頼

  • 相場価格を把握

  • 住宅ローン残債と比較する


② 財産分与の協議

  • 売却益をどう分けるか話し合う

  • ローン残債があるなら精算方法を決める


③ 売却活動

  • 不動産会社に依頼

  • 離婚理由を伏せつつ売却活動も可能


④ 売却代金でローン完済

  • ローン残高を一括返済

  • 抵当権を抹消


⑤ 残金を分配

  • ローンを引いた純粋な売却益を分ける





✅ 【要注意】オーバーローンの場合

注意のイメージ
  • 売却額 < ローン残債 → 「オーバーローン」状態

  • 不足分を現金で補う or 任意売却を検討

  • どちらがいくら負担するかしっかり協議





✅ 財産分与の決め方で揉めやすいポイント

口論する夫婦
  • 名義人=支払い実績で揉めやすい

  • ローンが共有債務なら連帯責任

  • 将来価値をどう評価するか

  • 子どもの住環境をどう優先するか


👉 可能なら弁護士や司法書士など専門家に相談がおすすめ。





✅ 売却せず住み続ける場合の注意点

注意マークと虫眼鏡
  • 名義変更とローン引き受け審査が必要

  • 代償金(もう一方に払う補償金)の算定

  • ローンの連帯保証人問題を整理





まとめ|離婚時の家売却は「お金の透明化」がカギ


離婚時の不動産売却は単なる売買ではなく、

✅ 財産分与

✅ 住宅ローンの清算

✅ 生活再建

が絡むデリケートな問題です。


✔ まずは相場を知って、冷静に計算

✔ トータルの負債と資産を整理

✔ 専門家を交えた話し合いで揉め事を回避


離婚後の生活をスムーズに始めるためにも、家の扱いを曖昧にしないことが何より大切です。

 
 
 

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