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不動産投資でよくある失敗例5選とその回避法

  • エス・シー・エス広報
  • 2 日前
  • 読了時間: 3分

~買う前・持つ間・売る時、3つの局面でリスクをつぶそう~


不動産投資は“ミドルリスク・ミドルリターン”と言われますが、数字や出口を見誤れば一気に赤字転落――。本記事では 初心者が陥りやすい典型的な失敗パターン5つ を取り上げ、その原因と具体的な回避策をわかりやすく解説します。まずは“やってはいけない”を知り、堅実に資産を育てましょう。





❌ 失敗例① 利回り“だけ”で飛びつく

ジャンプのイメージ
「表面利回り12%」の広告を鵜呑みにして購入 → 実質は赤字…
  • 原因:空室率・管理費・修繕費など“コスト丸無視”

  • 回避策

    1. 実質利回り(ネット利回り)を必ず試算

    2. 管理費・広告費は家賃収入の15%前後で見積もる

    3. 5年分のキャッシュフロー表を作る





❌ 失敗例② エリア需要を読み違える

住宅街
大学近くのワンルームを買ったら、数年後にキャンパス移転…
  • 原因:単一需要(学生のみ・工場勤務のみ)に依存

  • 回避策

    • 人口推移・都市計画をチェック

    • 「学生+社会人+法人」など複線需要かを確認

    • 駅徒歩10分圏・複数路線など“逃げ道”のある立地を選ぶ





❌ 失敗例③ 修繕・リフォームを後回し

外壁の剥がれ
築30年RCを放置 → 水漏れ&外壁剥離で一括修繕250万円!
  • 原因:長期修繕計画ゼロ、家賃をすべて生活費に

  • 回避策

    • 家賃収入の15~20%を修繕積立口座へ自動振替

    • 3年ごとにインスペクション&工事見積もり





❌ 失敗例④ 融資条件を甘く見る

お金で失敗
変動0.5%で借り換え → 金利上昇+元金据置終了でCF悪化
  • 原因:金利上昇シナリオ、据置終了月を想定せず

  • 回避策

    • 金利+1~1.5%のストレステストを実施

    • 据置終了月を手帳&カレンダーで二重管理

    • 固定か変動かは“返済比率30%以内”を死守





❌ 失敗例⑤ 出口戦略なしで購入

トンネルの出口
駅徒歩18分・築古…20年後に売れず“塩漬け”に
  • 原因:将来の買主像・売却コストを逆算していない

  • 回避策

    • 買う前に5年後・10年後の査定価格を調査

    • 仲介手数料・譲渡税を差し引いた手取り額をシミュレーション

    • 利回りだけでなく**IRR(内部収益率)**で最終判断





🔎 3ステップ自己点検シート

タイミング

確認すること

買う前

□ 実質利回り・IRRを計算


□ エリア需要を複線で確認


□ インスペクション済み

保有中

□ 修繕積立を自動化


□ 空室率・家賃を毎月モニタリング


□ 金利見直し時期を把握

売る時

□ 残債+諸費用以下で売れるか査定


□ 節税策(買い替え特例など)を検討


□ 仲介&買取の両方で比較





✅ まとめ

「数字をあいまいにした瞬間、失敗が始まる」
  • 数字:利回り・修繕費・金利を“具体”で管理

  • 需要:今だけでなく5年後、10年後も見通す

  • 出口:買う前に“どう売るか”を逆算


この3点を定期的にアップデートすれば、失敗リスクの8割は回避できます。買う前にシミュレーション → 持ったら検証 → 売る前に逆算――このループを回すことが、着実に資産を増やす最短ルートです!

 
 
 

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