台東区で初めてのアパート投資、下町エリアのメリット・デメリット
- エス・シー・エス広報
- 8月8日
- 読了時間: 3分
東京23区の中でも、下町の情緒とアクセスの良さを兼ね備えた「台東区」。
浅草や上野といった観光地のイメージが強いですが、不動産投資のスタート地点としても注目されているエリアです。
今回は、台東区でアパート投資を始める場合のメリット・デメリットをわかりやすくご紹介します。
✅ メリット1:23区内で比較的手が届きやすい価格帯

台東区は中央区や港区と比べて土地価格が抑えめ。そのため、初期費用が少なく済み、利回りも確保しやすいのが特徴です。特に築古の木造アパートであれば、土地値重視での購入もしやすく、出口戦略も描きやすいでしょう。
✅ メリット2:アクセス抜群で賃貸需要も安定

上野・御徒町・浅草橋など、複数の路線が交差する台東区は、都心部へのアクセスが非常に良好です。加えて、専門学校生・外国人・単身ビジネスパーソンなど、「ワンルームニーズが幅広い」のもポイント。
特に山手線沿いのエリアは、転勤族や都心勤務者にとって便利な立地となり、空室リスクを抑えられる傾向があります。
✅ メリット3:観光地近接=民泊や短期賃貸の可能性も

台東区のアパートは、浅草や上野動物園といった観光資源に近いことから、将来的に民泊用途での活用やマンスリーマンション展開も検討可能。法規制や用途地域の確認は必須ですが、出口の柔軟性を持たせられる物件選びもアリです。
⚠ デメリット1:築古エリアの老朽化リスク

台東区の下町エリアには築年数の古い物件が多く、修繕費や管理コストが高くなりがち。特に木造のアパートは耐震・防火の基準が今とは異なるため、購入後の追加投資が必要になるケースも少なくありません。
⚠ デメリット2:エリアによっては騒音・治安面に注意

歓楽街や外国人観光客が多い地域に近いと、夜間の騒音やゴミ問題などの管理トラブルが発生しやすいです。台東区は町ごとの雰囲気がかなり異なるため、「周辺環境の下見」は必須といえるでしょう。
⚠ デメリット3:資産価値の伸びしろは限定的

再開発が多い湾岸エリアなどと比較すると、台東区の地価上昇はやや鈍めです。長期保有によるキャピタルゲインはあまり期待できないため、「インカム重視の堅実な投資」に向いているエリアといえるでしょう。
まとめ:堅実なインカム狙いには◎、慎重な物件選びを
台東区は、比較的手の届きやすい価格帯、安定した賃貸需要、交通利便性といった点で、アパート投資の第一歩として魅力的なエリアです。
ただし、物件の老朽化リスクやエリアの特性を見極めずに購入すると、後で苦労する可能性も。
「安いから買う」のではなく、「需要があるから買う」。
この視点を持って、下町ならではの魅力と向き合いながら、賢い投資判断をしていきましょう!



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