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“出口戦略”の考え方:買う前に売却を想定すべき理由

  • エス・シー・エス広報
  • 5 日前
  • 読了時間: 2分

不動産投資といえば「利回り」や「物件選び」に目がいきがちですが、実は“出口戦略”こそが投資成功のカギになるということをご存じでしょうか?


この記事では、不動産投資初心者が見落としがちな「出口戦略」の考え方や、買う前にチェックすべきポイントについて解説します。




「出口戦略」って何のこと?

出口の看板

不動産投資における「出口戦略」とは、その物件を将来どのように手放すかをあらかじめ考えておくことを指します。

「良さそうな物件だったから、とりあえず買った」では、将来的に資産価値が落ちていたり、買い手が見つからないというリスクに直面することも…。

だからこそ、購入前の段階で“出口(売却)をどうするか”を設計することが、投資の成功には欠かせません。





✅ 出口戦略を考えておく3つのメリット

メリットのイメージ

① 売却タイミングを逃さず判断できる

不動産価格は景気や金利、人口動態などの影響を受けて変動します。出口戦略があれば、「売るべきタイミング」を逃さずに決断できます。

例:築10年以内に売却して“資産価値の高いうち”に現金化する…など

② 「利回りが高い=成功」とは限らないと気づける

表面利回りが良くても、売却しにくいエリア・物件であれば資産価値は下がりやすいもの。出口戦略があることで、購入時に「将来の売りやすさ」を考慮するようになります。


③ 目的に応じた戦略を立てられる

・短期で売却してキャピタルゲイン(値上がり益)を狙うのか・長期保有でインカムゲイン(賃料収入)を重視するのかこの方向性によって、購入すべき物件の条件やエリアも変わります。





💡 売却を想定しておくべきチェックポイント

人差し指を立てる女性
  1. 出口時に想定される価格(将来の相場) →過去の価格推移や将来の再開発・人口動態をチェック

  2. 対象エリアの流動性(売りやすさ) →駅近、都心アクセス、人気学区などは買い手がつきやすい

  3. 築年数・構造(買い手が嫌がる条件はないか) →築30年超の物件や特殊構造は売却に時間がかかる場合も

  4. 法人 or 個人、誰に売れるか? →収益物件は“投資家向け”か“実需向け”かで戦略が異なる





まとめ:買う前に「売るとき」を考えるのがプロの視点

視点のイメージ

「出口戦略」は、不動産投資の“ゴール設計”。買ってから考えるのではなく、買う前に考えることが成功への近道です。

投資初心者ほど、「安い・利回りがいい」だけに惑わされず、「将来、本当にこの物件は売れるか?」を必ず自問してみましょう。

 
 
 

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